私はベンチャーキャピタリストとして約13年間に国内外の多数のベンチャー企業と接する機会を持ちました。
10年前よりも起業家に対する創業支援サポートの充実度は増しており、とても良いことだと考えております。しかし、スタート時点の支援は手厚いのですが、スタートした後のフォローがほとんどない状況を危惧しています。
また、経営者のレベルや知識にマッチした業績計画、マーケティング等のアドバイスも不足がちであり、一部の経営者やベンチャー企業が脚光を浴びる状況に閉塞感を感じています。
また、国内市場は、少子高齢化や産業の成熟化により、成長余力が小さくなっています。このことは、売上規模や成長性のみを追求する時代から、共有、協調、協力することで多くの課題を解決できることを意味しており、起業家の社会への関わり方も大きく変わっています。
マイスター・ファクトリーとしても社会全体を支える事業や企業を継続させるプラットフォームの実現を目指しています。
既存概念にとらわれることなく、時代にマッチした働き方、生き方等を創造することで自由な発想で事業化支援を行うことができるインキュベーションオフィスを理想としています。
そのため、3年目に差し当たり低額オフィスの提供や売上支援コンサルに加え、新規事業としてPipo事業をスタートすることにしました。
このサービスにより、起業のインフラ費用はさらに低下の実現ができました。このサービスを背景に、マイスター・ファクトリーとしてのさらなる取引先数の増加を目指しています。
数多くの起業家の方々とお会いし、お互いに成功できることを願っています。
*我々の行動規範は以下のとおりです。
①静かに行動し、目立たちません。
②いつも顧客目線です。
③事業化数でNo.1を目指します。