平屋建ての余裕の空間にゆっくりとした時が流れる．
夕暮れ時，L時型の木製ガラス扉を全て開ける事で内と外との境界は無くなり，内外が一体化する時がもっとも魅力的で，平屋建での余裕のスペースは，最も開放感を演出することが出来る中庭のある家です．

三つの中庭のある家｜藤沢台プロジェクト

一つ目は，このドライエリアの地階のエントランスにあたる場所．
二つ目は，一階のレベル．とはいっても道路より３mほど上がった場所にある中庭．
三つ目の中庭は，二階のリビングと寝室の間にあるプライベートな場所です．

中庭は，この家のスペースをリズミカルにレベルを変えながらつなげていきます．

夏には屋上テラスからは，PLの花火がリビングから見えます．

大開口から八ヶ岳が一望できる週末住宅

蓼科高原の別荘でも最も高い場所に位置し，八ヶ岳を望む絶景のポイントにある週末住宅の増改築です．

開け放された約7mの大開口からは八ヶ岳やアルプス山脈が一望でき，快適な週末住宅です．

雨水利用

空庭に降り注いだ雨水は樋をつたって，和室前の光庭の石臼に落ち，あふれ出た水が中庭にある水盤へと導きます．

中庭と外部空間(通り)とは大きな木製の引き戸で開閉出来，この扉を開け閉めする事により中庭の空間の性質を変えます．

中庭はただ閉じられるだけではなくフレキシブルに開く可能性を持ち，雨水利用のエコロジー的な潤いがありプライバシーの保たれる快適な中庭のある家です．

二世帯の家への改装計画です.
まわりは建て込んでいるために隣地側に設けた壁で囲い, 落ち着いた居場所づくりが大きなテーマとなりました.

一階は両親の家, 二階が若夫婦の家です.
それぞれのリビングには, プライベートな中庭を設けて, この二つの中庭は外部の吹抜けでつながっています.

１５坪の狭小住宅．
中庭にヒメボタルが舞い込んで来ます．

大きな可動ルーバーと中庭によって，限られた敷地の中でプライバシーを確保しつつ，最大限の広がりが得られました．
３０坪の狭小地とは思えないほど，豊かな空間の広がりを持った快適な中庭のある家です．