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良いお客様とは

2014年04月08日
ハウスメーカーの営業マンにとって良いお客様とは、家づくりの知識が乏しい方です。

たまに元職人だったり詳しい人がいますが、営業マンとしてはヒヤヒヤものです。どんな専門的なツッコミがくるか分からないのです。その点家づくりの知識が乏しい方は、素直に聞いてくれますし、あまり細かいことは気にしないため、気が楽なのです。気にしないというより、知らないから気にならないのです。

私もハウスメーカーで営業をやってましたが、特に新人の頃は、詳しいお客様は苦手でした。

営業マンは、自分の会社で建築してもらうことでお給料を得る仕事です。だからどんなお客様でも、なんとか自社で建築してもらうように、話をもっていきます。そのときに、家づくりに詳しいお客様が相手だと、話が刺さりにくいのです。ただこれは、本当にお客様のためになるのでしょうか?

私は疑問を感じました。お客様によって、家に求めることは違います。さらに自分が家に対して何を求めているのかを分かっている人は極めて稀です。普通に生活していれば家づくりに詳しくなることはありませんから、分からなくて当然なのです。

そうは言っても人生の中で家づくりは、1度しかないのです。ほとんどの方にとっては、何千万なんて買い物は、できれば1度で済ませたいはずです。そう、失敗は許されないのです。

では自分に合った工務店やハウスメーカーを探すためには、どうしたらよいのでしょうか?

住宅展示場に行っても、営業マンは自社の商品を褒めちぎるだけです。間違っても、あなたは⚪︎⚪︎ハウスがいいですよなんてアドバイスはくれません。

だからこそ、自衛する必要があるのです。営業の言葉を鵜呑みにせず、家づくりをする前には、充分家づくりリテラシーを高め、良い家を見極める目を養わなければならないのです。

私は家づくりをする人に、リテラシーを高めてもらい、ご自身で判断することができるようサポートしたいと思っています。

家づくりを考えたら、まず誰に聞けば良いのか。ハウスメーカーや工務店に行く前に、住宅の窓口へお越しください。