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家族と支援者ミーティング:ありのままに生きる

2020年10月19日
 10月17日(土)の家族と支援者ミーティングは6名の参加でした。
4名が薪ストーブのともる古民家で、2名がオンラインでの参加。
二人の方が初参加でした。

本日はじめて参加しまして、どのような形でどんな事を話すんだろうかと内心ドキドキでしたが、蓋を開けて驚きというかあの場所いた皆様のおかげでもありますけど、心の扉がスーッと開けるとこだなって思ったのが最初の感想です。
当然そうなったら自分はすごく楽で気持ちがいいですし、今まで自分一人で悩んで苦しんでいた事を後悔しました。
よく外国では映画などでこのようなミーティングシーンを見ますけど、まさかこういったものがこんな近くなあるなんて思いもしませんでしたし、そこに参加する意義も知りました。
皆さん立場・状況は違えども、基本悩みはみんな点と線で繋がる気がして他人事とは思えない他人の悩みを通じて自分を客観的に芯から返り見る事が出来、これからの思考行動に相当プラスを与えていただきました事に感謝いたしました。

今まで「子どもと家族の研修会」と呼んでいましたが、「家族と支援者ミーティング」に名称を変えました。やる内容は今までと同様です。「研修会」的なことは「事例検討会」と「家族療法教室」でやりますので、こちらでは、よりみなさん同士の「対話」を重視したいと思います。初めての方でも「繋がる」感覚を持っていただけたことは嬉しく思いました。
次は、何度も参加している方の振り返りです。

今日の話題は自分にとっても未解決な部分に踏み込むこととなり、それなのでかえってとてもシンプルに当事者としてそこにいることができました。
半年近くも参加し、今日が一番自分が支援者でいることを忘れていたように思います。「当事者」としてそこで語っていると、自分がどうしたいか見えてくることに今日気づきました。
わたしは、わたしらしく生きたい。わたしらしいって何だろう?と思うところはあるのですが、今わたしはやはり自分の生きたいようには、生きていないんだろうなということは今日はっきりと感じてしまいました。
田村先生には、もっとありのままで生きなさいと言われてきたと思います。
一方で、そんなの無理でしょう、社会的コンセンサスや社会的役割があるのだから、と思ってきた自分もいました。
コロナ禍でさらに不自由になっている今、余計にそこに気持ちが向くのかもしれませんね。
新たなというか、今更ではありますが、目標が見えてきた気がしています。

とおっしゃいながら、かなりありのままに生きていらっしゃるように思いますけど、、、、
もうひとり、初参加の方から。

初めてお目にかかる方々でしたが不思議と自由にお話しさせていただけました。皆さまからのお話しに気づいたこともあり、また後で自分の話したことについても振り返って考えることもありました。声に出して話し、聞いていただいたことで何かが変わったのか、高山村の自然と古民家の温かさからなのか、とても元気になれました。

外気は10℃以上あるんですが、古民家の薪ストーブに火を入れたんですよ。
高山村はこれから寒くなりますが、古民家の中は暖かです。