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緊急Zoomミーティング(2)

2020年05月06日
緊急事態体制の5月末までの延期が決まった中、
5月6日(水・祝)に第二回のミーティングを開きました。
本日の参加者は9名。
うち、初めて参加した人が半分くらいでした。
様子をご紹介します。

・まず私の方から家族の力(レジリエンス)についてお話ししました。

・1巡目。みなさんから、今の体験・今の気持ちについて話してもらいました。
今のストレスって何だろう?
日常がすっかり変容した毎日で感じているストレスを言葉に表すとともに、その中でも頑張っているお話しも出ました。
日々の生活の影の部分(ストレスや不安)がある程度消化されると、光の部分(前向きの気持ち)が見えてきます。
そこで、、、

・2巡目は私の方からお題を出しました。
1)私のサバイバル術。
すっかり変容した日常生活をストレスに感じるだけでなく、その中でサバイバルするための術をみなさんに紹介してもらいました。
2)私の新しい新しい生活様式。
Scrap and Build。既存の生活様式を失い、新しいライフスタイルが生まれるチャンスです。

ここで、オンライン・ミーティングは終了しました。

・3巡目は、ここでやりましょう。
このミーティングを振り返って考えたこと、感想などありましたら文章でお願いします。

まず私から。
こういうオンラインのミーティング(集まり)自体が新しい人と人との繋がり方かなと感じました。
今まで私が東京と群馬でやってきた、当事者と支援者が同じ立場で話しあうミーティングのオンライン版です。これは、べてるの家のミーティングや、当事者研究、オープン・ダイアログなどとも共通しているやり方です。参加者が自分の問題を語り合い、他の人に受け止められると、それが「問題」ではなくなります。
今回のZoomミーティングも同じやり方です。しかし、オンラインでやると、リアルとは異なった新しい繋がり方ができるなと思いました。
リアルなミーティングは、同じ場所で同じ空気を共有している、ひとかたまりの集団としての繋がりです。
オンラインでは、みんな別の場所にいます。集団の中ではない個別の存在なのに、メッセージも顔もよく見えます。みんなの顔が大写しで格子状に並んでいるという図は、今まではなかったように思います。お互いの関係性は見えません。のっぺりとした顔が並んでいます。表情もよく見えるし、言葉も気持ちも伝わります。
リアルではメッセージを発しなくても、「そこにいる」という存在感がありますが、オンラインでは自分から言葉を発しないと、その存在は目立ちません。あえて自分を言葉にして表すことが、前向きさの一助になるように感じました。

ーーーー
では、参加したみなさんからお願いします。

 住んでいる立場、場所は違っていても似たような不安を抱えていることが分かっただけでも自身の不安軽減につながります。また印象になった言葉「話す、話す、放す」は、今後も心に残りそうなよいプレゼントをいただきました。

 2回目の参加ということで、少し気持ちに余裕がありました。
 前回は会そのものについての不安があり、今回は少し勝手がわかっていた分、ツールについて感じたことがありまた。
 私は前回も今回もスマホでの参加でしたが、スマホだと参加者の皆さんのお顔は画面をスライドさせないと見えないし、今回はチャットを利用しましたがスマホだと画面全体がチャット用の画面に切り替わるので、お話しされている方のお顔を見ながら入力できないので、とても不便さを感じました。前回もスマホだと少しやりにくいのかなとは思いましたが、今回は「次回までにパソコンを購入しよう!」と決めました(笑)
※次回が何なのかわかりませんが(^_^;
 前回も感じたことではありますが、オンラインだといろいろな場所に住んでいる方と職業も様々な方、普段のリアルな生活では絶対に関わることができないであろうお方とお話できることが、とても嬉しかったです。
 田村先生の最初のお話の中で「同じ人間同士」というお言葉があり、この場では「一人の人間である私」を出していいという安心を感じて話すことができました。
 Zoomミーティングのおかげで自分の気持ちを吐き出すことができ、いろいろな方と繋がる経験ができたことで、これからの新しい自分に向けて自信を持つことができました。
このような場を設けて下さったこと、そして出会った皆さんにとても感謝しています。

田村)次回は5月16日(土)の予定です(後ほどちゃんとアナウンスします)。その後も、週1回くらいのペースでやろうかなと検討しています。オンライン以外にも、コロナが落ち着いたら高山村と大森でやっているリアルのミーティングも再開しますよ。

 ズームミーティングは、いろいろな立場の方との出会いがあり面白い体験でした。初対面ではありますが、普段は繋がらない方々との繋がりから、社会と自分が繋がっている、自分も社会の一員として存在しているという印象を持ちました。そして不安な今だからこそ、社会に期待したい。そして自分も社会の一部であるということを私は求めたのだと思います。
 このような危機にみんな(広げると世界)で、この経験を生かしたからこその価値や気付きが生まれる。今はそういった期待を持ちたい、乗り越えたいと思っている自分がいるのかなと。
 また自分を振り返り、今回の状況の変化や、自分や大切な人の命に危機が訪れるかもという不安なども感じていましたが、今まで経験した「自分の思考の癖と向き合う」ということが、自分の不安を増大させなかったのではないかと思いました。
 今日は寝つきが悪かったなぁと感じた時に、気になっていることについて人と話して整理したり、引きずりすぎているのかな?と思って、切り替えてみたり、意識的にしていたと思います。この寝つきの悪さを引きずると、抵抗力が落ちたり、判断力が鈍ったりという、以前経験した負のスパイラルに入ると思ったのです。なので今回のミーティングで、自分の不安がそれほど出なかったことを自覚できたのかな?、、と、思えました。
 今の私の中で「社会」というものが大きな存在だと思いますが、今日のミーティングで感じたことは、社会との繋がり方、関係性、人とのコミュニケーションはもっと多様化がされ、新たな価値観も生まれてくるのだと思いました。そう思うと、先生がミーティングの最初にお話ししていたレジリエンスのことが一周してなるほどと思いました。

はじめてのオンラインミーティングでしたが、違和感なく参加できました。
「新しい生活様式」が模索される中で、オンラインミーティングはその一つになりますね。
直接会えないため3次元が2次元になるものの、電話と違って顔の表情を確認できながら話ができるというのはいいですね。いろいろなバックグラウンドを持った方々とのお話は新鮮で、楽しかったです!
石垣島から本土に行くのには時間もお金もかかって大変ですが、ZOOMでしたら楽々参加できるというのも有難い。ピンチをチャンスに変えるべく、新たなコミュニケーションを楽しんでいきたいと思います。 
感謝! 感謝!!

 2回めの参加でした。顔ぶれが変わり話す内容も同じだったり、違っていたり。その変化を楽しむことができました。日々の生活に追われ、自分の家庭を回すのに精一杯。「もっと何かできるはず」「今の状況を活かすためのアクションを起こしたい」との思いで、自分を追い込んでいたことにも気づきました。何より、安心な場だったからこそだと思っています。