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緊急事態:Eさんの体験

2020年04月28日
不登校からひきこもりを経てやっと障害者就労につながったものの、
ひきこもり→就労→ひきこもり
の繰り返しをしつつも年明けから少しずつ落ち着いてきてところに、この緊急事態で就労先の会社は長期休業の為、自宅待機のASDの娘。
他には社会的つながりの場所を持たない娘にとって、この状況をどのように受けとめていくのだろうかと観察していたところ、早速 自分の部屋でひきこもり生活を始めました。しばらくすると時折 家族の生活に交じり始めました。
 当初は衝動的な言動で家族にあたることがあり心配しましたが、しばらくすると徐々に落ち着いてきました。
ちょうど社会的自粛で世の中の空気がトーンダウンしてきた頃でしょうか。我が家の近所も人や車の通りがめっきり減り、日中でもひっそりしています。

親としては現実的に心配なこと(仕事がなくて自分の生活費どうするのかな?など)多々ありますが、案外とのほほんとしている本人を見ていると、自分のペースでゆっくりと誰にも気兼ねなく自分の時間を過ごせることがこんなに本人にとって安心なのだと実感しています。
娘は今まではすごい緊張感?の中を生きていたのかもしれないと思うと、親としてもっと早くに気がついてあげられていればと、本当に申し訳ない思いの今日この頃です。