2014年03月14日
田村毅著「ひきこもり脱出支援マニュアル:家族で取り組める実例と解説」(PHP研究所)
やっと二回目の校正が終了し、私の手から離れました。多分、3月の下旬頃に全国の書店に並ぶと思います
昨年末12月くらいからお尻に火をつけて(笑)、必死に書いていました。仕事と家事と友だちとのお付き合いと(スキーや会食など)、生活に必要な時間以外は、お正月休みもすべて執筆に費やしていました。だから年賀状のお返事もまだ書けていません。
ここ最近のブログの記事も、この本の原稿を書きながら、つまみ食い的に紹介していました。
実は同じ出版社から10年以上前に斎藤環が「ひきこもり救出マニュアル」という似たタイトルの本を出しています。彼と私は若い頃、同じ研究室にいたので発想が似ている部分もありますが、かなり私の個性を出してしまいました。それは、家族療法の視点に、私自身のキャラである「熱き想い」が加わったのかなと、校正で自分の書いた文章を読み返して感じました。そういう「想いを伝える」というあたりが私の生き方であり、臨床場面にも現れていると思います。人と人との熱い関わりを取り戻そうとする姿勢ですね。
本書は、ひきこもりのお子さんを持つご家族へ語っています。
次は、「男性」の内面に語りかけるような男性についての本を構想しています。